top of page

メディウムの透過性について

 

​今日、アートの大体の物質を司るメディウムについては、その性質から多様な文脈が生まれてくるが、この物質的な性質であるメディウムには一切の文脈が存在せず、メディウムは常に透過している。

ポストモダン以降、多様な文脈を経てメディウム自体もそれぞれの性質を語ることができたが、現在はその全ての物質的な性質を持ってしても、物質それ自体を語ることはできなくなっている。なぜなら自己欺瞞的な視座からしか物質は仮留めすることができないからだ。

真に中立的で、通行人にとっての享受とアーティストにとっての享受が同型であるにはどうしたら良いだろうか?

犬や、川や用水路の流れや、いつも通勤でうちの家の前を通り過ぎる人や、プラナリアや、未接触部族らや、娘からもらった折り紙や、個々の記憶の断片......数々の存在や事象は通常「私」という色眼鏡によって変換され、それは道ゆく人へも強引に勝手に作られた文化という世界へ引き摺り込もうとする。もはや文脈とは強引な近代社会の鎖であり、今日、これからの文化の立ち位置はそのような強引な手段では先行きが見えないのである。

さて、事象や存在をことごとく解体したところで、パッチワークのように繋ぎ合わせるのが文化の役目である。文化の持つ性質は当たり前のように時代を反映するから、各作家たちはどれだけこれまでの文脈から逃れ、扱う物質を透明に出来るかが鍵である。

ここでの活動がどのようなものになるかは分からないが、あらゆるものを可能な限り融解し、全てのメディアをはじめメディウム全般を「溶かし切り」、ここでの社会交流を通して来るべき次の文化形成を個人の枠組みから越えた「何か」を共に形成していかれれば良いだろう。

Terumi GOTO_edited.jpg

Terumi GOTO 後藤 てるみ アーティスト. 1985年神奈川県生まれ. 東京,神奈川にて活動. 2009年武蔵野美術大学油絵学科卒業/学芸員免許取得.   2013年よりプロジェクト《kotte》スタート.  藤沢翔陵高等学校[美術]非常勤講師. ​ 主な活動歴​ 2025 日常進行形プロジェクト《第5土曜》, note(ブログ媒体), kotteやその他(スペース媒体) 《美術の概念的態度》美術教育企画, 神奈川県藤沢翔陵高等学校 2024 《Opening Party》イベントプロジェクト第1回《第5土曜》, kotte, 神奈川県茅ヶ崎市 《わからなさ 見えなさ》美術教育企画, 神奈川県藤沢翔陵高等学校 2023 《アーティストの子育て》調査企画展, 藤沢市アートスペース 2022 《知的生命体》個展, ギャラリー月極 , 東京 《コッテパンダン展》企画, 映像インスタレーション , kottegallery , 神奈川県 《58のマニフェスト 》プロジェクト:オペラーカス/滞在制作,参加型作品,インスタレーション,パフォーマンス, 藤沢市アートスペース 2021 《第1回 心解放運動》プロジェクト/パフォーマンス, 藤沢市アートスペース ​《アートを言葉にしてみよう》プロジェクト(花房太一), kotte香川校, 神奈川県 《アートとのかかわり方》プロジェクト(林美月), kotte現代美術研究所, 神奈川 2020 《物理的な接触ー平和に向けて》インスタレーション,プロジェクトby “SUPER NORMAL”, Gallery OUT of Place TOKIO, 東京 《#保育者アート会議》プロジェクト, 後藤てるみ(監修), 神奈川  《#共同彫刻2》プロジェクト[パブリック彫刻], 永畑智大(監修), 後藤てるみ(主宰), 茅ヶ崎市内保育園, 神奈川 《#共同彫刻1》プロジェクト[パブリック彫刻], 永畑智大(監修), 後藤てるみ(主宰), kotte現代美術研究所, 神奈川 《#111アート》プロジェクト(花房太一, 有賀慎吾, 武内竜一, 永畑智大, 後藤てるみ) , kotte, 神奈川 国立奥多摩美術館“国立奥多摩湖”~もちつもたれつ奥多摩コイン~/ 《形而上絵画-Mataphysical Art-の告知》プロジェクト, Gallery αM, 東京 2019 《子どもの環境芸術》(2018-現在), 茅ヶ崎市内保育園, 神奈川 《平成爆発展》, kottegallery, 神奈川​ 2018 藤沢市アートスペース「暮らしにアートを」MEP講師 kottegallery /スペース運営開始 アート教養過程,教育システム導入 2017 ​《良い絵が描けた-宇宙との交信》, kottegallery, 神奈川 2016 kotte芸術祭, kotte, 神奈川 西洋美術史[Art Context]講義カリキュラム開始, kotte, 神奈川 2015 佐塚真啓の中-国立奥多摩美術館の館長の個展,​[映像提供]《国際紛争をやめてください》, Art Center Ongoing, 東京 美術教育システム開発スタート, 現代美術の学校kotte, 神奈川 ミュージアム遠足([美術館演習-Art Criticism-])開始, 現代美術の学校kotte, 神奈川 2013 美術学校《kotte》設立, 神奈川 2009 《大自然を訴える会》インスタレーション/パフォーマンス,camp, 東京 《クログロ様》ペインティング,Art Center Ongoing, 東京 《2009年の芸術》インスタレーション/パフォーマンス,武蔵野美術大学, 東京 2008 ​《スウェーデンでホームステイ》, 滞在型芸術行動, スウェーデン(オレブロ-ヌーラ-アルボガ-ヨットランダ-ストックホルム) 《国際紛争をやめてください》映像,Art Center Ongoing, 東京 《第1~4回アーティストトーク》プロジェクト/パフォーマンス(主宰),武蔵野美術大学講義室, 東京 《ジャンバラヤ》パフォーマンス,Art Center Ongoing, 東京 《Around the Galleries in Tokyo-現代美術会議》プロジェクト/パフォーマンス, 東京(後藤てるみ主宰授業, 武蔵野美術大学校外講座, 都内ギャラリーツアー,アート会議) ​《直島のおばあちゃんうさぎとおじいちゃんたぬき》, 加藤芙美 / 後藤てるみ, 直島, 香川県 《運動会》パフォーマンス, 杉藤良江/後藤てるみ (主宰), 東京都内運動場 《Remix-Relax》ペインティング,グループ展 (福島淑子, 後藤てるみ) 2007 《Graffiti House Cafe》パフォーマンス / 武蔵野美術大学, 東京 《クログロ様の神幸祭》パフォーマンス/彫刻 , 課外センターギャラリー, 東京

KOTTE

Art School 

​COURSES

Studio

木曜, 土曜, 第1.3日曜の午前枠(10:00-12:30・150分)

アトリエ

*内容経験問わず, 絵画技術指導, 絵画理論講習

*12:10-30は全体レクチャー, ディスカッション

​​

 

Talk Room

木曜, 第1,2土曜の午後枠(13:00-15:30・150分)

トークルーム

*制作者, 非制作者, 文化に興味関心があるすべての人

​​

Lecture Room

第3,4土曜の午後枠(13:00-15:30・150分)

美術概論(第3),  美術史(第4)の講義ルーム

*上記コースの組み合わせができます

授業料

週1回 ¥12.000/月3枠 ¥10.000

Admission Fee

¥12.000 *共通・初回のみ​

 

​​

Access

神奈川県茅ヶ崎市小和田1-2-33

JR辻堂駅西口出口より20分

Contact

kotte.art.design@gmail.com

​お知らせ

KOTTE

Art Practice Space 美術活動拠点

Atelier

木曜, 土曜, 第1.3日曜の午前枠(10:00-12:30・150分)

制作者たちのアトリエ

*内容経験問わず, 絵画制作指導、絵画理論講習あり

*12:10-30は全体レクチャー,ディスカッション

 

Talk Room

木曜, 第1,2土曜の午後枠(13:00-15:30・150分)

文化に関わるひとたちのトークルーム

*制作者, 非制作者, 文化に興味関心があるすべての人

Lecture Room

第3,4土曜の午後枠(13:00-15:30・150分)

美術概論(第3), 美術史(第4)の講義ルーム

 

Atelier / Lecture Tuition(授業料)

月3枠 ¥12.000/月2枠 ¥9.000

 

​Talk Room Contribution(参加費)

月2枠 ¥9.000/月1枠 ¥5.000

 

*上記コースの組み合わせができます

Admission Fee

¥16.500 *共通・初回のみ

 

Access

神奈川県茅ヶ崎市小和田1-2-33

JR辻堂駅西口出口より20分

Contact

kotte.art.design@gmail.com

アート教養課程

アート教養課程.jpg

受講スケジュール
(入学時より2〜3年間)

入学時
◯絵画A・B
(全32単位)

​特別講習会
(絵画A, B内)​​
◯油絵30技法習得講座

◯デッサン力​強化レッスン
◯​油絵写実技法講座

​​◯現代美術
◯彫刻
​◯映像
(全16単位)

​◯特別講習会

デザイン演習​​

◯美術史(全14単位)

課外科目(自宅研究科目・全30単位)
◯インスピレーション研究
​◯美術館演習
◯自主制作過程

◯作家表現論​
◯ディスカッション

◯修了制作

◯毎週(火)クラス

◯PM枠13:00-15:30

◯夕方枠15:30-18:00

◯毎週(土)クラス

◯AM枠10:00-12:30

◯PM枠13:00-15:30
 

◯第1,3(日)クラス

◯AM枠10:00-12:30

◯PM枠13:00-15:30

◯月額コース
​希望のペースで受講できます

1枠コース
11.000円(税込)
コース
20.000円(税込)
3コース
28.000円(税込)

◯年額コース
340.000円(税込)
入学時一括お支払い/または分割2回●前期190.000円●後期180.000円(分割手数料10.000円)●週3枠対象

◯特別講習会 授業料
​各コースの差額分

◯油絵30技法習得講座
全8回 31.000円(税込)


◯デッサン力強化レッスン
全8回26.000円(税込)

◯油絵写実力強化レッスン
全6回 28.000円(税込)

◯デザイン演習A,B

全8回 28.000円(税込)

入学.kotte.JPG

​入学金 11.000
★入学特典セット★
●鉛筆3本(6B,2B,2H) ●描画用練り消しゴム ●クロッキー帳  世界堂スチューデントカード(画材店割引カード)

◯授業(制作)の振替は実施しておりません
​◯教室へは公共交通機関をご利用ください

​お支払い
毎月25日自動引き落としとなります
(月額払いの方)

カード決済.kotte.png

持ち物

【毎授業持参】・入学特典セット&デッサンセット(・ガーゼ・カッター・削りかす入れ)・カルトン(+カルトンバッグ)
【油絵キャンバス F3、F15 ・油絵スターターセット(教室購入) ・キャンバスバッグ
木炭デッサン・クロッキー】・木炭・しんぬき・チャコール(6B,2B,HB)・MBM木炭紙・木炭紙大エスキース帳・F6クロッキー帳
【鉛筆デッサン】・ガーゼ,カッター・B3画用紙
【映像・現代美術】・ノートPC
【彫刻・現代美術】・任意の材料

kotte油絵クラス.jpeg
Media of Art

油絵
絵画への理解にはまず油絵の実践が必要です。混色・技法・道具の使い方などの技術から、構図や作品の意図に対しての適切な表現方法などを学びます。過去の美術作品や美術史上の文脈から絵画を紐解いていくと、現代まで絵画表現が継続されていくメカニズムが読み取れます。絵画の価値の性質には顔料(絵具)を[溶かす]性質、つまり工芸やデジタル作品とは違う、化学的で現象的な性質があります。とくに多種多様な溶剤を使い分ける油絵の具ではその性質が顕著です。絵具の化学的な変化は、ポロックのようにペンキなどの溶解が可能な塗料でも、アクリル絵具でも同様のことが言えます。溶解するかどうかが、フレキシブルに材料を動かせるかどうかの永らく続いた絵画の歴史から伺えます。これら[溶かす]流動性のテクスチャーに加え、絵画の場合、絵具の盛り上げなどのテクスチャー(マチエール)も多ぶんに価値となっています。ベッタリとした立体的な流動性とナイフなどによる半立体的な試みは、絵画は二次元でありながら彫刻のように立体的な性質を持つことが制作中にも実感できます。またこれらの物理的で化学的な現象的実践のなかに立体的な三次元を孕むだけではなく、絵画の性質の最後に[時間的な空間]があります。これは[アトリエ的価値=作家の現場的なリアリティ]であり、出来上がった作品を鑑賞する段階で想起されます。この作品制作の生成段階=プロセスは、作家の人生など永続的な時間をも含み、三次元での物理的な絵画作品の見えざる背景を鑑賞者が探求できる価値を兼ね備えています。work in progress―途上段階であるアトリエ(スタジオ)にはそれだけでアートの本質的で時間的な性質があります。SNS以降の、タイムライン上での瞬間的な出来事とはコントラストを生むかたちで、絵画は着想から発生の瞬間―制作のスタートからフィニッシュまでの期間―鑑賞まで、非常に[永い]時間を有しています。

デッサン (写実)
技術を使って「何を描くか」そして、観察への「目」
日本の美大・芸大受験において必修科目のデッサンですが、これは多様な表現や現実空間への観察力・もの(物事)を捉える力の素養であり、森羅万象、事象に対しての作家(描き手)のアクションになります。哲学から科学へと繋がります。表現においての一手段「写実」を使って「何を描くか」が作品にとって、美術にとって重要なアクションです。技術を身に着けただけでは、表現でも芸術でもなく、単なる技術です。練習としての時間を越え、わたしたちは表現をしていかなければなりません。当科目では、鉛筆や木炭におけるデッサンという写実技法で白黒での単純な空間の仕組みを理解し、油絵の具で色彩における空間の仕組みを理解します。観察をつづけると、この世の中はいたってぼんやりとしていることに気付かされます。スペインのリアリズム、アントニオ・ロペスのように「超リアル」とは、わたしたちの視力や、培ってきた人生の感覚、知覚に寄ります。朝食べた食べ物によっても見え方は変わります。睡眠時間によっても見え方は変わり、身体的な障害の有無によっても風景の見え方は大きく異なります。例えば細密描写というジャンルのものを目指してしまうと、それは工芸のような一義的な見方になってしまい、空間ではなく模様のような表面になってしまいます。わたしたちの目には虫眼鏡はついていないのでそんなに細かい様子は見えません。物撮りのような「物(オブジェクト)」を描くのではなく、その物が存在している「感じ」、空気感のようなもの、天気や湿度のようなもの、そういったことが本当の実存的なリアルさ=写実であると言えます。

kotte%25E3%2583%2587%25E3%2583%2583%25E3
%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%

美術史
主に美術出版社「20世紀の美術」を教科書として使用しながら、教科書には載っていない建築やデザインの流れや意味についても触れていきます。
【レジュメ】●前期:古代Ⅰ章①②〜近代Ⅲ章①②まで全6回 ●後期近代Ⅰ章①②〜現代Ⅳ章①②まで全8回)

​古代〜近代

西洋美術史前期Ⅰ①kotte.jpg
西洋美術史前期Ⅰ②kotte.jpg
西洋美術史前期Ⅱ①kotte.jpg
西洋美術史前期Ⅱ②kotte.jpg
西洋美術史前期Ⅲ①.kotte.jpg
西洋美術史前期Ⅲ②jpg.jpg
ArtContext.by_kotte.jpg
ArtContext_edited.jpg
西洋美術史後期Ⅱ①kotte.jpg
西洋美術史後期Ⅱ②kotte.jpg
西洋美術史後期Ⅲ①kotte.jpg
西洋美術史後期Ⅲ②jpg.jpg
西洋美術史後期Ⅳ①kotte.jpg
西洋美術史後期Ⅳ②jpg

​特別講習会
​油絵30技法習得講座

油絵30技法習得講座表紙kotte.jpg
TerumiGoto.JPG
artschoolkotte.JPG

​特別講習会
デッサン力
強化レッスン

デッサン力強化レッスン1.kotte.jpg
kotteデッサンクラス_edited.jpg
_IMP7376.JPG

​特別講習会
​写実力
強化レッスン

The Drugstore to the Bar .jpeg
terumi goto.jpeg

​特別講習会
デザイン演習

デザインて何?

 

デザイン演習基礎Aでは、「デザイン」と呼ばれるものにはどんな種類のものがあるかを知っていきます。

一見するとデザインに見えないものもあるかもしれません。

ただデザインというのはアートとちがって くらしの「不具合(ふぐあい)」をスッキリと解決するためのものなのです。

それはカッコよくみえるものもあれば、まるで空気のようにまったく気がつかなかった。 ということもあるのです。

気がつかせない技。くらしに溶けこんでいる。

それがデザインです。

(基礎Aテキスト「デザインの領域を知る」より©️Terumi GOTO)

【基礎A】

デザインを骨格的・総合的に知る

グラフィック,テキスタイル,プロダクト,インテリア,建築  

​テキスト全12ページ

4枠=2単位⬜︎

 

【基礎B】

デザインの本質・考え方を知る 

デザインの本質への理解=「創造のトライアングル」で理解  4枠=2単位 ⬜︎

テキスト全22ページ

■自主課題  5課題=2単位⬜︎

■SUSTINABLE DEVEROPMENT GOALS (SDGs)

kotteでは広義でのデザインとSDGsとの相互関係について議論し、現代美術への観点を補填します。

SDGs.jpg
kotteデザイン演習.jpg
デザイン演習.jpg
デザイン演習基礎Bpage16.jpg
デザイン演習基礎Apage4.jpg
デザイン演習基礎B/p17jpg

1日 油絵体験

​申し込み


​費用:3.000円 (材料費込み)


◯キャンバスに油絵具で抽象絵画を制作します

 

1日 デッサン体験

​申し込み


​費用:2.000円 (材料費込み)


◯B3画用紙に鉛筆で静物デッサンをします

◯作品を持ち帰る紙袋(A4程度)をご持参ください
◯汚れても良い服装orエプロン等をご持参ください

①お名前②希望日(火)AM,(土)AM/PM
を送信ください

授業取り扱い作家 リンク
【抽象絵画】
ワシリー・カンディンスキー(1866-1944,ロシア)関連:抽象絵画創始者,Bauhaus
カジミール・マレーヴィチ(1879-1935,ロシア)(★良記事link)関連:抽象絵画創始者,シュプレマティスム
●Nicolas De Staël/ニコラ・ド・スタール(1914-1955,ロシア)
Willem De Kooning/デ・クーニング(1904-1997,オランダ)アメリカ抽象表現主義画家
​●ミニマル・アート全般

【具象・表現主義】
​●Henri Matisse/アンリ・マティス(1869-1954,フランス)関連:フォーヴィズム,構図●Francis Bacon/フランシス・ベーコン(1909-1992,アイルランド)

​【具象・写実】

​●Magritte/ルネ・マグリット(1898-1967,ベルギー)関連:リアリズム
Gerhard Richter/ゲルハルト・リヒター(1932-,ドイツ)関連:リアリズム
Johannes Vermeer/ヨハネス・フェルメール(1632-1675,オランダ)関連:リアリズム

【具象・現代絵画】
​●David Hockney/デイヴィッド・ホックニー(1937- /イギリス)
Luc Tuymans/リュック・タイマンス(1958- /ベルギー)
Peter Doig/ピーター・ドイグ(1959- /スコットランド)


【デッサン】
​●アントニオ・ロペス(1936-,スペイン)関連:日常的な風景のデッサン
●レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519,イタリア)関連:解剖学
Pablo Luiz Picasso/パブロ・ピカソ(1881-1973,スペイン)関連:写実期(ピカソ中学生のころ)

【油絵写実】​
Magritte/ルネ・マグリット(1898-1967,ベルギー)関連:リアリズム
Gerhard Richter/ゲルハルト・リヒター(1932-,ドイツ)関連:リアリズム
Johannes Vermeer/ヨハネス・フェルメール(1632-1675,オランダ)関連:リアリズム

​図書(販売店リンク)

スクリーンショット 2020-02-25 7.55.31.png

西洋美術史
〈美術出版社〉

​使用科目
「美術史・前期」

スクリーンショット 2020-02-25 7.41.49.png

20世紀の美術
〈美術出版社〉

​使用科目
「美術史・後期」

スクリーンショット 2020-02-25 8.48.04.png

美術手帖 購読
〈美術出版社〉

●現代の美術動向を知るために一冊ごとではなく購読おすすめ

スクリーンショット 2020-02-25 8.01.39.png

シミュレーショニズム
​椹木野衣
​〈ちくま学芸文庫〉

スクリーンショット 2020-02-25 8.26.02.png

現代美術
ウォーホル以後
​〈美術出版社〉

スクリーンショット 2020-02-25 8.33.43.png

現代アートとは何か 
小崎哲也

〈河出書房新社

スクリーンショット 2020-02-25 9.09.02.png

今日の芸術 
岡本太郎

〈光文社〉

​●一家に一冊

観点

INSPIRATION

インスピレーション

そもそもどうやって美術作品をつくことができるか。あなたは「何」から作品制作をしようと動機づけられたのか。作品制作のインスピレーションを生む要因は、哲学、科学、物理学、社会学、民俗学、宗教、ナショナリティ、人間関係、精神​、経験などである。これらは既に創られた文化資源とは異なり、材料として横たわっている現象の学問であり、現象そのものである。作品制作の動機となった出来事がどの分野に属していて、なぜその出来事を注視したのかを美術以外の学問を通して研究、把握していく。このフィールドワークは、作品の発生源としての重要な裏付けとなり、作者が作品を語る上でも重要な要素や手がかりとなる。



 

SOCIETY​

アートの社会との接続について​

アート以前に社会が存在する. 政治が暮らしのためにあるように, まずは個人の生活がある. 生活とは社会の本質であり, 生活とは個人の観点である. 観点には社会的ジャンルとしての領域とアートの思想的な領域とがある. [哲学, 社会学, 地政学, 宗教, 科学, 物理学, 数学, 精神, 関係性, 政治, 戦争, 民族など]他の領域を動機やインスピレーションとしつつ関係性を持っている.  



 

PAINTING

絵画について

絵画は大きく二つに分けて抽象と具象の概念が存在する。絵画においての抽象は、具体的で即物的な表象から切り離される特徴がある。ここでは「絵画に限って」と強調しておく。もしも絵画でない場合は、そもそも矩形かつ携帯可能な、絵の具のような流動性の伴う材料を駆使する絵画の概念が適用されないからだ。だからここでは文学や哲学においての非物質的な抽象とは区別する。
絵画においての抽象とは[1]まずは絵の具の物質そのものの潜在能力である。これに加えて矩形が示す範囲において、構図、面積、空間認識が考慮される。また空間ではなく物理的で化学的な現象として、多種多様な絵画技法のみで抽象画が成立する。また抽象絵画は具象絵画との対比構造において成立する概念のことから[2]「抽象化」という具体的で即物的な事象から、形態のみを抽出して変形させる考えを生み出す。キュビスムのように、大きな変化を加えることによってその具体的な事象そのものをデフォルメさせるのだが、これは元に、対象となる物理的対象が存在するパターンの抽象である。(《アヴィニヨンの娘たち》パブロ・ピカソなど)[3]次に、対象となる物理的存在が存在しないとなると、言語でいう抽象と同様となる。イメージはするが具体的なイメージが定まっていない語(社会、湿度、風景、平和など)を絵画で表象化させようとすることは、目の前に存在するデュラレックス社のコップを描くこととは異なり、完全なる抽象となる。(マレーヴィチ「シュプレマティスム」より)以上がこれまでの美術史における抽象画のパターンである。
絵画においての具象は、19世紀までの抽象画が存在しなかった時代からは存在し得ない語であり、20世紀以降に抽象絵画、抽象的概念と区別するための語として発生した。スーパーリアリズムのように「こういったこと」では誤魔化せない、ありのままの事象への表象化は、具象と特筆する上では欠かせない表象の姿勢である。近世までの絵画では、具体的であっても宮廷絵画や風景画、風俗画ではプロパガンダや宗教神話によって「本質的に抽象化された具象画」になる。それは現代の視座によってドキュメンタリーではないと解明された、抽象が内在された具象画であり、真実か否かは史学的配慮が必要とされるため、ファクトチェックが可能な現代においての具象画とは一線を画する。ジェリコー《メデューズ号の筏》やクールベの裸体表現であっても、作者個人の思想と切り離すことはできない。この報道写真と同様の正確な事実性は、近代以降の美術史においても重要視されることなく、むしろ事実を材料に、脚色や強調、デフォルメなどを施すことで芸術を担保してきた。すなわち具象画といっても、即物的に写し取ることを芸術の世界では求められることはなく、芸術の在り処は抽象の概念をもって成立するとも言える。




ART HISTORY・ART CONTEXT

美術史・アートコンテクスト(文脈)について

美術史とは、単に時系列での暗記の必要性ではなく、各出来事と出来事の文脈の把握の必要性である。よく勘違いされてしまうことが、ある作家のある作品について好きか嫌いか、その作品が凄いかどうか、である。これには鑑賞者各々の好みの判断が全く無いわけではないが、美術を大まかに把握する大前提としては不必要な観点である。この鑑賞者個人での好みに一見委ねられてしまっている今の日本の現状では、ピカソの一切の功績を読み取ることはできないし、ダダイズムのように前衛を定義させた大きな運動や、印象派や表現主義が前時代の古臭い手法や凝り固まった制作手法の価値観を打破したスキャンダルであった事実、表現における材料そのものを見直してきたメディアアートの痕跡がある故に現代の新しい手法の連続が可能なことなど、美術の価値は大変革を起こすこととされてきたことに目を背けていることになる。もちろん美術ではなく「制作」とか「つくること」のようなセラピーや情操教育としてのアートや「水彩画」や「細密画」「工作」などのジャンルであれば、美術史を学ぶ必要はない。しかし学問として突き詰めれば広義の「つくる」も「技術の鍛錬」も「たのしいから」だけでなく美術史上のある座標や流れにとっては必要不可欠な連動であることを意識していくことになる。つまり美術史とは、デザインとの連動がひとつの側面としてあるということだ。アーツ・アンド・クラフツ運動を経て、コルビュジエらがモダニズムを提唱した20世紀初頭から半ばにかけて、美術家のモンドリアンらデ・ステイルのメンバーは建築家リートフェルトらと共に、建築やデザインと美術とが完全に調和できることに気が付いた。ダダイズムに関しても、キャバレー・ボルテールでは無作為に表現の媒体を探っていった結果、音楽や物理的な出来事、文学も併せて、美術の歓迎する「外の領域」を包括していくことが「アートとは何か」の答えのようだと悟った。今日、これらの美術史の文脈上の観点を踏まえて、新たに美術やデザインに関わる者がどのような立場や意見をもつかが、両者の世界では重要とされている。まずは古代から現代まで他の分野と同様に「どのような世界か」を学習していくことが美術の基礎となる。

美術活動についての例

制作・美学・鑑賞・購入・ディスカッション・教育・地域貢献など、自身のアートとの関係性から適したカリキュラムをアートの観点に倣って個別に作成[年間スケジュール作成(18歳以上)]

*18歳未満は作品ごとに 自由制作 or 基礎課題 を選択

基礎課題

・木炭デッサン、クロッキー(静物、人物、空間等)

・油彩(具象)

・写実講習(油彩)

・油絵35技法講習会(抽象画実習・講義) *別途教材費

作家活動課題

・自由制作(平面・立体・映像・パフォーマンスなど

・ドローイング

・リサーチ

・制作実験

・ポートフォリオ、活動サイト編集

*適宜、面談実施

​持ち物

全課題共通

教科書2冊(「(改訂版)20世紀の美術」「西洋美術史」共に美術出版社より)、講義・制作用ノート、筆記用具、素描道具

絵画基礎実習

木炭デッサン・クロッキー

ヤナギ木炭(太軸)、しんぬき、ガーゼ(木炭用)、練りゴム(木炭用)、チャコール2B、4B~6B、鉛筆デッサンセット、フィキサチーフ(+マスク)、木炭紙大カルトン、木炭紙大エスキース帳、目玉クリップ大×2、カッター大、削りカス入れ

Past Activities

87934454-4C37-452E-BE97-99DF165891CC_1_1

 #111アート

2020年1月11日に特別授業を行いました。登壇者は花房太一(美術批評)、有賀慎吾(アーティスト)、武内竜一(映像プロデューサー・アートコレクター)・永畑智大(彫刻漫画家)です。#111アートは授業でもあり、#共同彫刻 という興りでもあり、フラットなアート会議の場でもあります。二日間、たくさんの方にご来場いただき、心より感謝しています。また新しい芸術の運動に向けて、みなさんとたのしい時間を共有したいと思います。(後藤てるみ)

arugashingo.blindtactilesense.jpg

​《#111ART》

Art project, 2020 

at kotte in Kanagawa, Japan

BA57FB0F-5021-4592-8538-2774C898B231_1_1

Shingo ARUGA

​《Blind Tactile Sense 20200111》

2020 

at kotte1 in Kanagawa, Japan

平成爆発展.jpeg

《平成爆発展》
2019, kotte gallery
久我知子/釘宮由布紀/後藤てるみ/さらさ/田野輝
/Nico/mayunomura/森内涼子/Yuu/葉りひろ/與儀望

平成爆発展.jpeg

過去のkotte TV

Copyright©︎Terumi Goto.All Rights Reserved.2026

bottom of page