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アート教養課程

受講スケジュール
(入学時より2〜3年間)
入学時
◯絵画A・B
(全32単位)
特別講習会(絵画A, B内)
◯油絵30技法習得講座
◯デッサン力強化レッスン
◯油絵写実技法講座
◯現代美術
◯彫刻
◯映像
(全16単位)
◯特別講習会
デザイン演習
◯美術史(全14単位)
課外科目(自宅研究科目・全30単位)
◯インスピレーション研究
◯美術館演習
◯自主制作過程
◯作家表現論
◯ディスカッション
◯修了制作
◯毎週(火)クラス
◯PM枠13:00-15:30
◯夕方枠15:30-18:00
◯毎週(土)クラス
◯AM枠10:00-12:30
◯PM枠13:00-15:30
◯第1,3(日)クラス
◯AM枠10:00-12:30
◯PM枠13:00-15:30
◯月額コース
希望のペースで受講できます
週1枠コース
11.000円(税込)
週2枠コース
20.000円(税込)
週3枠コース
28.000円(税込)
◯年額コース
340.000円(税込)
入学時一括お支払い/または分割2回●前期190.000円●後期180.000円(分割手数料10.000円)●週3枠対象
◯特別講習会 授業料
各コースの差額分
◯油絵30技法習得講座
全8回 31.000円(税込)
◯デッサン力強化レッスン
全8回26.000円(税込)
◯油絵写実力強化レッスン
全6回 28.000円(税込)
◯デザイン演習A,B
全8回 28.000円(税込)

入学金 11.000円
★入学特典セット★
●鉛筆3本(6B,2B,2H) ●描画用練り消しゴム ●クロッキー帳 ●世界堂スチューデントカード(画材店割引カード)
◯授業(制作)の振替は実施しておりません
◯教室へは公共交通機関をご利用ください
お支払い
毎月25日自動引き落としとなります
(月額払いの方)


油絵
絵画への理解にはまず油絵の実践が必要です。混色・技法・道具の使い方などの技術から、構図や作品の意図に対しての適切な表現方法などを学びます。過去の美術作品や美術史上の文脈から絵画を紐解いていくと、現代まで絵画表現が継続されていくメカニズムが読み取れます。絵画の価値の性質には顔料(絵具)を[溶かす]性質、つまり工芸やデジタル作品とは違う、化学的で現象的な性質があります。とくに多種多様な溶剤を使い分ける油絵の具ではその性質が顕著です。絵具の化学的な変化は、ポロックのようにペンキなどの溶解が可能な塗料でも、アクリル絵具でも同様のことが言えます。溶解するかどうかが、フレキシブルに材料を動かせるかどうかの永らく続いた絵画の歴史から伺えます。これら[溶かす]流動性のテクスチャーに加え、絵画の場合、絵具の盛り上げなどのテクスチャー(マチエール)も多ぶんに価値となっています。ベッタリとした立体的な流動性とナイフなどによる半立体的な試みは、絵画は二次元でありながら彫刻のように立体的な性質を持つことが制作中にも実感できます。またこれらの物理的で化学的な現象的実践のなかに立体的な三次元を孕むだけではなく、絵画の性質の最後に[時間的な空間]があります。これは[アトリエ的価値=作家の現場的なリアリティ]であり、出来上がった作品を鑑賞する段階で想起されます。この作品制作の生成段階=プロセスは、作家の人生など永続的な時間をも含み、三次元での物理的な絵画作品の見えざる背景を鑑賞者が探求できる価値を兼ね備えています。work in progress―途上段階であるアトリエ(スタジオ)にはそれだけでアートの本質的で時間的な性質があります。SNS以降の、タイムライン上での瞬間的な出来事とはコントラストを生むかたちで、絵画は着想から発生の瞬間―制作のスタートからフィニッシュまでの期間―鑑賞まで、非常に[永い]時間を有しています。
デッサン (写実)
技術を使って「何を描くか?」そして、観察への「目」
日本の美大・芸大受験において必修科目のデッサンですが、これは多様な表現や現実空間への観察力・もの(物事)を捉える力の素養であり、森羅万象、事象に対しての作家(描き手)のアクションになります。哲学から科学へと繋がります。表現においての一手段「写実」を使って「何を描くか」が作品にとって、美術にとって重要なアクションです。技術を身に着けただけでは、表現でも芸術でもなく、単なる技術です。練習としての時間を越え、わたしたちは表現をしていかなければなりません。当科目では、鉛筆や木炭におけるデッサンという写実技法で白黒での単純な空間の仕組みを理解し、油絵の具で色彩における空間の仕組みを理解します。観察をつづけると、この世の中はいたってぼんやりとしていることに気付かされます。スペインのリアリズム、アントニオ・ロペスのように「超リアル」とは、わたしたちの視力や、培ってきた人生の感覚、知覚に寄ります。朝食べた食べ物によっても見え方は変わります。睡眠時間によっても見え方は変わり、身体的な障害の有無によっても風景の見え方は大きく異なります。例えば細密描写というジャンルのものを目指してしまうと、それは工芸のような一義的な見方になってしまい、空間ではなく模様のような表面になってしまいます。わたしたちの目には虫眼鏡はついていないのでそんなに細かい様子は見えません。物撮りのような「物(オブジェクト)」を描くのではなく、その物が存在している「感じ」、空気感のようなもの、天気や湿度のようなもの、そういったことが本当の実存的なリアルさ=写実であると言えます。

特別講習会
油絵30技法習得講座



特別講習会
デッサン力
強化レッスン



特別講習会
写実力
強化レッスン


特別講習会
デザイン演習
デザインて何?
デザイン演習基礎Aでは、「デザイン」と呼ばれるものにはどんな種類のものがあるかを知っていきます。
一見するとデザインに見えないものもあるかもしれません。
ただデザインというのはアートとちがって くらしの「不具合(ふぐあい)」をスッキリと解決するためのものなのです。
それはカッコよくみえるものもあれば、まるで空気のようにまったく気がつかなかった。 ということもあるのです。
気がつかせない技。くらしに溶けこんでいる。
それがデザインです。
(基礎Aテキスト「デザインの領域を知る」より©️Terumi GOTO)
【基礎A】
デザインを骨格的・総合的に知る
グラフィック,テキスタイル,プロダクト,インテリア,建築
テキスト全12ページ
4枠=2単位⬜︎
【基礎B】
デザインの本質・考え方を知る
デザインの本質への理解=「創造のトライアングル」で理解 4枠=2単位 ⬜︎
テキスト全22ページ
■自主課題 5課題=2単位⬜︎
■SUSTINABLE DEVEROPMENT GOALS (SDGs)
kotteでは広義でのデザインとSDGsとの相互関係について議論し、現代美術への観点を補填します。





授業取り扱い作家 リンク
【抽象絵画】
●ワシリー・カンディンスキー(1866-1944,ロシア)関連:抽象絵画創始者,Bauhaus
●カジミール・マレーヴィチ(1879-1935,ロシア)(★良記事link)関連:抽象絵画創始者,シュプレマティスム
●Nicolas De Staël/ニコラ・ド・スタール(1914-1955,ロシア)
●Willem De Kooning/デ・クーニング(1904-1997,オランダ)アメリカ抽象表現主義画家
●ミニマル・アート全般
【具象・表現主義】
●Henri Matisse/アンリ・マティス(1869-1954,フランス)関連:フォーヴィズム,構図●Francis Bacon/フランシス・ベーコン(1909-1992,アイルランド)
【具象・写実】
●Magritte/ルネ・マグリット(1898-1967,ベルギー)関連:リアリズム
●Gerhard Richter/ゲルハルト・リヒター(1932-,ドイツ)関連:リアリズム
●Johannes Vermeer/ヨハネス・フェルメール(1632-1675,オランダ)関連:リアリズム
【具象・現代絵画】
●David Hockney/デイヴィッド・ホックニー(1937- /イギリス)
●Luc Tuymans/リュック・タイマンス(1958- /ベルギー)
●Peter Doig/ピーター・ドイグ(1959- /スコットランド)
【デッサン】
●アントニオ・ロペス(1936-,スペイン)関連:日常的な風景のデッサン
●レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519,イタリア)関連:解剖学
●Pablo Luiz Picasso/パブロ・ピカソ(1881-1973,スペイン)関連:写実期(ピカソ中学生のころ)
【油絵写実】
●Magritte/ルネ・マグリット(1898-1967,ベルギー)関連:リアリズム
●Gerhard Richter/ゲルハルト・リヒター(1932-,ドイツ)関連:リアリズム
●Johannes Vermeer/ヨハネス・フェルメール(1632-1675,オランダ)関連:リアリズム
こどもクラス
年間スケジュール
(途中入学歓迎)
4月〜7月
◯抽象画(ちゅうしょうが)
せいさく
8月
夏期講習会
◯アクリル
20技法習得講座
◯コンクール応募
(2点)
9月〜11月
◯具象画(ぐしょうが)
せいさく
12月
冬季講習会
◯アクリル
写実講座
1月〜3月
◯自由せいさく
★小学4年生より油絵に移ります
★小学3年生まではアクリル絵具を使用します
◯えんぴつデッサン
すべての制作の合間に組み込んでいきます。
授業取り扱い作家 一例
●アントニオ・ロペス(1936-,スペイン)関連:日常的な風景のデッサン
授業取り扱い作家 一例
●ワシリー・カンディンスキー(1866-1944,ロシア)関連:抽象絵画創始者,Bauhaus
●カジミール・マレーヴィチ(1879-1935,ロシア)(★良記事link)関連:抽象絵画創始者,シュプレマティスム
●Nicolas De Staël/ニコラ・ド・スタール(1914-1955,ロシア)
●Willem De Kooning/デ・クーニング(1904-1997,オランダ)アメリカ抽象表現主義画家
授業取り扱い作家 一例
●Pablo Luiz Picasso/パブロ・ピカソ(1881-1973,スペイン)関連:抽象的具象
●Henri Matisse/アンリ・マティス(11869-1954,フランス)関連:フォーヴィズム,構造的絵画
●Marc Chagall/マルク・シャガール(1887-1985,ロシア)関連:シュルレアリスム,表現主義
●James Ensor/ジェームズ・アンソール(1860-1949,ベルギー)シュルレアリスム,表現主義
月額
週1回コース
11.000円(税込)
週2回コース
22.000円(税込)

●入学金
10.000円
★入学特典★
クロッキー帳,鉛筆,
練り消しゴムセット
◯特別講習会 授業料
各コースの差額分
◯アクリル25技法習得講座
全6回 25.000円(税込)
◯振替は実施しておりません
◯祝日及び教室の都合により休講となった場合のみ翌日(水)に振替えます。
お支払い
毎月25日自動引き落としとなります

1日 抽象画たいけん
申し込み
費用:2.000円 (材料費込み)
●キャンバスにアクリル絵具で抽象絵画を制作します
●作品を持ち帰る紙袋A4程度をご持参ください
●汚れても良い服装またはエプロン等ご持参ください
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